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注目の資格

ホームヘルパー

ホームヘルパーは、介護を必要としている人に対して自宅や入所施設に訪問し、身体介護(食事、入浴、排泄、衣服の着脱)や家事援助(調理、洗濯、掃除、買い物)などの日常生活の介護を行う訪問介護員です。

最近では、行政や医療・保健分野の職員とチームを組んで働くことも多く、関係機関との連絡や調整能力も求められるようになってきています。

1990年代から都道府県単位でホームヘルパー養成研修が行われるようになり、介護保険制度の確立とともに重要度が増加しています。

ホームヘルパーは、都道府県・指定都市、指定の民間団体が実施する養成研修を修了するだけ(無試験)で取得できるため、他業種からの転職も比較的容易な職種です。

非常勤、パート、登録など勤務形態も多様なため、自分のライフスタイルに合わせて勤務することができます。

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介護福祉士

介護福祉士は、介護を必要としている人に入浴や食事など日常生活の介護を行ったり、家族に対して助言や指導を行います。

介護福祉士には、ホームヘルパー以上の幅広い知識や技能を要求され、対人ケアの専門家としての資質が求められます。

資格取得に関しては、国家試験に合格する。もしくは、指定養成機関を卒業することによって無試験で取得することができます。

今日の日本は、急速に高齢化が進み、介護を必要とする人が急増しています。
そのため、専門的知識を持った人材が不足しているといわれています。

これから新たに介護・福祉分野の仕事に従事しようと思っている人や現場従事者にはおすすめの資格のひとつです。

介護福祉士の受験資格、試験内容


ケアマネジャー

ケアマネジャーは、介護を必要としている人や、その家族の意見・要望などの相談に応じ、適切なサービスが受けられるように、利用者と市区町村・サービス事業者・介護保険施設と調整を図りながらケアプランを作成するのが主な業務です。

資格取得に関しては、受験資格を得るのに原則として福祉・保健・医療の分野で資格にかかわる業務に5年以上の実務経験を必要とするので、実務経験のない場合には、受験資格業務に就くことが第一歩となります。

ケアマネジャーには、介護を必要としている人の主体性を尊重し、中立的な立場を保ち、的確な判断のもとに自立支援を行う姿勢が求められ、幅広い知識や技能とコミニュケーション能力が必要とされます。

介護保険制度を機能させる資格として、福祉・保健・医療の分野で中心的な役割を担い、やりがいも大きく人気が高まっています。

ケアマネジャーの受験資格、試験内容


盲導犬訓練士

盲導犬訓練士は、目の見えない人の目となって安全な歩行を誘導する盲導犬を訓練・育成し、目の不自由な人と盲導犬の心をつなぐ架け橋となる資格です。

盲導犬訓練士になるためには、全国に9ヵ所あるいずれかの盲導犬協会に研修生として就職するか、日本盲導犬協会訓練士学校に入学することが第一歩となります。

2002年に身体障害者補助犬の育成、身体障害者施設などの利用の円滑化、自立・社会参加の促進を目的とする身体障害者補助犬法が施行されました。

身体障害者補助犬法が施行されたことにより、国・自治体が管理する施設や公共交通機関、さらにはホテルやデパートなど不特定多数が利用する民間施設でも補助犬を同伴した利用を拒否できなくなりました。

これにより、盲導犬、介助犬などの補助犬の需要が高くなることが予想されるとともに、これら補助犬を訓練する盲導犬訓練士のニーズは必然的に高まると思われます。

盲導犬訓練士の受験資格、試験内容


義肢装具士

義肢装具士は、医師の処方に基づき義肢装具のための身体の採型・適合・製作・メンテナンスを行う医療技術者です。

障害者のオリンピック「パラリンピック」は、1952年に国際大会へと発展し、1988年のソウル大会からは「パラリンピック」を大会の公式名称として使用するようになった。 さらに、その翌年の1989年に国際パラリンピック委員会(IPC)が設立され、障害のある選手による世界最高峰の競技大会へと発展していきました。

近年では、パラリンピックも世界の多くの人々に認知されるようになり、参加国・参加者数ともに年々増加しており、参加者数の増加に伴い義肢装具への需要も高まってきております。

資格取得に関しては、指定の義肢装具士養成施設で2~3年以上学び、国家試験に合格する必要があります。

義肢装具士の受験資格、試験内容

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